主な視察先 1月30日(火)-1
オリンピック関連施設
「パラスポーツ・オリンピコ」
Palasport Olimpico
(愛称:パラ・イソザキ Pala Isozaki)
アイスホッケー競技会場。 トリノ市担当者と、プロジェクト担当の建築家Sibille氏による案内で施設を見学。長さ183m、幅100m、高さ20m、約12,000人を収容。通称「鉄とガラスの魔法の箱」と呼ばれるイタリア最大級のスポーツ施設でフロアや座席が可動式。 五輪後はコンサートなどの多目的ホールとして使われている。 日本人建築家の磯崎新氏による設計で、地元では「パラ・イソザキ」(磯崎館)の愛称で呼ばれる。
シンプルで未来的なデザイン、内部にはスケートリンクの温度を保つために30kmにおよぶ鉄製のチューブが張り巡らされるなど、最新の技術を駆使した構造。ステンレス材を外壁に使用した事例では世界最大級規模とのことである。オリンピック開会式・閉会式が行われたコムナーレ競技場(市営スタジアム)が隣接している。
写真上:パラスポーツ・オリンピコ外観
施設外壁 |
プロジェクト担当の建築家Sibille氏の説明を受ける |
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観客席(座席面は透明樹脂製) |
隣接するコムナーレ競技場(市営スタジアム) |