地域の風土や歴史、この土地ならではの魅力を掘り起こし、新しい名古屋デザインの創出を目指す【ナゴヤプロジェクト8 (Nagoya Project 8)】。2010年秋、好評を博したナディアパークでの展示会を機に、プロジェクトの中から商品化と一般発売が実現しました。国際デザインセンター・ナゴヤプロジェクト8では、今後もデザイナー、関係各位の活動を応援し、プロモーション活動を継続します。
金シャチ黒字をロゴタイプに展開した浜乙女「名古屋グルメカレーうなぎ」「名古屋グルメカレー手羽先」。手羽先カレーは文字のエッジが鋭いスパイシーバージョン、うなぎカレーは角に丸みをもたせたマイルドバージョンです!
タイププロジェクトによる名古屋のご当地フォント「金シャチ明朝」、「金シャチ黒字」の初の商品活用事例(金シャチフォントプロジェクト)。国際デザインセンター・プロジェクト8とオープンエンズがデザインディレクションを手がけ、名古屋弁監修には尾張文化に造詣が深い南山大学教授の安田文吉氏、読み手は東海ラジオで知られるフリーアナウンサー蟹江篤子氏という豪華な顔ぶれ。ご当地名古屋満載のかるたが実現しました。プロジェクトメンバーの格闘の成果を、名古屋弁の完璧な発音とともに是非体感下さい。
読み札の例
●うですぎて卵のきいみがかっちかち
(共通語:ゆですぎて卵の黄身が硬くなってしましました)
●だちかんとあんだけ言ったにやるでだわ
(共通語:「やってはいけません」とあれだけ言ったのにやったからですよ)
●ぼろできてももたをばりかききずまるけ
(共通語:発疹ができたので太ももを力いっぱい掻いてしまい傷だらけです)
名古屋城キャンドル
「誇れる名古屋の名物をつくりたい!」そんな思いから立ち上がったデザイナー16名が参加して、地元の魅力再発見を試みたメ〜ブツプロジェクト。2010年秋の展示会では試作品の展示販売が大好評をいただきました(メ〜ブツ展)。その後11月に名古屋駅「エスカ」内「なごみゃ」にて試験販売、12月よりついに一般発売が実現。現在、「エスカ内なごみゃ」、「名古屋城サテライトショップ」、「東急ハンズ名古屋店」、「名古屋テレビ塔・パークギャラリー」と販売店が増えています!皆様是非お運び下さい。
デザイン:本田敬
デザイン:三浦未由希
"もう二度と燃やしてはいけません!" 天守閣と本丸御殿などを昭和20年の戦災で焼失してしまった名古屋城。昭和34年に再建された天守閣に続き、往時の姿を取り戻すべく本丸御殿の復元工事が進められています。こんな悲しい歴史を持つ名古屋城をもう二度と燃やしてはいけません。しかし、このキャンドルでしたら、遠慮なく城に火を放ち、揺らめく炎をお楽しみください。
昭和12年1月、名古屋城のシャチホコのウロコが盗まれる事件が起きました。北側(雄)のウロコ部分、面積で数えればウロコ58枚分も!犯人はその金板を売ろうとして御用に… こんな話、誰かに話したくなりませんか?この手ぬぐいはウロコが58枚分抜けていて、瓶を包めば金シャチになります。贈り物をする時、自分で使う時、シャチホコの逸話に触れてみてください。
デザイン:牧ヒデアキ
デザイン:小山奈緒子
名古屋城を眺めていた時に、大天守に鎮座している金鯱のつぶやきが ボソッ と聞こえた気がしました。・・・たまには瓦以外のモノに喰いつきたい・・・・・・たまには泳ぎたい・・・・・・たまには下界で活躍したい・・・・・・金色もいいけど、たまには気分を変えたい・・・そんな金鯱の切なる願い(つぶやき)を叶えるためにデザインされたのが、このセーフティカッタ−『キレシャチ』です。『キレシャチ』は紙に喰いつき、泳ぐように紙を切り裂いていきます。金鯱が夢見た叶わぬ憧れ、それが『キレシャチ』・・・
2009年10月、18歳の名古屋舞妓・ゆき乃さん誕生のニュースで、名古屋にも舞妓さんがいることを知りました。伝統芸である「金の鯱」をテレビで見た瞬間、絶句。着物なのに逆立ち。キレイにお化粧された顔を床につけていいの!?思わず"口"ポカンでした。お座敷の席でしか見られない、このしゃちほこ同様、がま口の内布に描かれた図柄は、普段は口を締めているので、なかなか見ることができません。 どちらもお金を払うという行為で、見られることが共通しています。まだまだ、あまり知られていない、名古屋舞妓。このがま口を色々な所に、持っていって、時に開いて、京都とはひと味違う名古屋舞妓の魅力をお話しいただけるきっかけになればと思います。