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銀賞/Silver Prize [水谷孝次賞] |
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タイトル: | ※ 【米印】 | |
コンセプト: | 食品チェーン店でアルバイトをしていた時、毎日ポリバケツがいっぱいになるくらいお米を捨てた。日本は食糧が年間2000万トンあれば大丈夫で、6000万トン近くを捨てている。日本のゴミの中で最も多いのは、食品関係のゴミ。 食べ物を捨てると言う事は、とても心が痛む出来事だ。しかし、それが今の日常であり、心が痛む事すらも麻痺して来ている状態にある。 この作品は、当たり前の事として毎日大量に食品を捨てている事への問題意識である。 よりダイレクトに伝えられるように、ポリバケツから溢れるゴミと言う日常的な風景そのものを持ち出し、それらを廃棄の米で包んだオブジェを制作した。 そして、見た人に、既に無意識的に食品をないがしろにしている日常の危険性を伝え、より良い、「食」との関係を導くきっかけとなる事を目的としている。 |
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審査員 コメント: |
インスタレーションとしてインパクトがあり、メッセージ性も強いが、社会とコミュニケーションする部分が少し弱い。説明がなく作品だけを見ると廃棄米を使っているということが伝わりにくい。このオブジェを素材として、メディアミックスなどの手法で訴えるなど、デザインとしての戦略を考えるとさらに広がりのある作品となったと思う。 | |
Profile | ||
受賞者名: | 南川 文/Aya Minakawa | |
生年: | 1983年 | |
性別: | 女性 | |
国籍: | 日本 | |
職業: | 企業内企画デザイナー | |
学歴: | 武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科 卒業 | |
受賞歴: | 2006年度武蔵野美術大学造形学部卒業制作優秀作品賞 | |
展覧会など: | 2006年度武蔵野美術大学造形学部卒業制作優秀作品展 | |
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