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入選/Honorable Mention |
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タイトル: | 食べものに「飾り」はいらない。 Food doesn't require “decoration” |
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コンセプト: | このところよく耳にする食の安全・安心・環境問題・・・ “食べること”の意味が今、改めて問われています。 食材や料理を“美しく&美味しく”見せるのも大事なことだと思うのですが、過剰な演出(ねつ造や偽装)は許しがたいことです。この過剰な演出を自分なりに表現してみました。 私たちは何を選び、どう食について考えていくのか、答えは一人一人の判断と行為にあるのではないでしょうか。食べものに「飾り」はいらないのです。 【作品1「野菜」】 なじみの野菜といえば大根。 もしも土の中からラインストーンで飾った大根が出てきたら、あなたはどうしますか? 【作品2「肉」】 お肉にも様々なブランドがありますが、ファッションブランドからお肉が発売されるとしたらどうでしょうか。買う人がいるかもしれません。 【作品3「魚」】 きらびやかなスパンコール。魚のウロコにも見えるでしょうか。眩しいくらい粋のいい魚。お買い得ですよ。 |
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審査員 コメント: |
ダイレクトな表現で強いメッセージがあり、理解しやすい。食品に関するねつ造や偽装などタイムリーな問題をとりあげ、またブランド信仰への批判も含んでいる。過剰な演出をとりのぞき基本に立ち返ることを訴えた作品である。 | |
Profile | ||
受賞者名: | 大畑 岳/Gaku Ohata | |
生年: | 1970年 | |
性別: | 男性 | |
国籍: | 日本 | |
職業: | グラフィックデザイナー/株式会社アンティー・ファクトリー アートディレクター | |
学歴: | 東京造形大学 デザイン学科 卒業 | |
受賞歴: | -第43回「消費者のための広告」銀賞受賞 -日経広告賞「運輸・レジャー部門」優秀賞受賞 -Nikkei Weekly シリーズ広告 グランプリ受賞 |
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