セミナー「NAGOYAキッズデザイン塾」

NAGOYAキッズデザイン塾セミナーでは、キッズデザインの考え方をはじめ、「キッズデザイン賞」を主催するNPOキッズデザイン協議会の活動と第3回募集案内、受賞企業の開発事例などをご紹介します。 企業の経営者、開発担当者、デザイナーはもとより、「キッズデザイン」に関心のある皆さまのご参加をお待ちしています。

  • 日時:2009年3月12日(木)午後2時~午後5時(受付午後1時半~)
  • 会場:国際デザインセンター・プレゼンテーションルーム
    〒460-0008   名古屋市中区栄3-18-1ナディアパーク・デザインセンタービル6階
  • ◎定員60人◎参加無料

プログラム

14:00~14:05
主催者挨拶/デザイン事業推進委員会

PART1:キッズデザインを知る

14:05~15:10

講演「子供の目線で暮らしと社会をデザインする」

さまざまな製品のデザイン開発や地場産業のデザイン振興など、国内外のプロジェクトに数多く関わり、エコデザイン、サステナブルデザインにも精通したデザイナーが、子ども視点のものづくりについて語ります。

益田文和  Fumikazu Masuda

インダストリアルデザイナー/キッズデザイン賞審査員
デザインコンサルタント。株式会社オープンハウス代表取締役。LLPエコデザイン研究所所長。東京造形大学デザイン学科教授(インダストリアルデザイン/サステナブルプロジェクト)。インダストリアルデザイナーとして家電をはじめさまざまな製品のデザイン開発や地域産業のデザイン振興など国内外のプロジェクトに関わる。 国際的なエコデザイナーのネットワークであるo2 Global Networkのo2 Japan 代表、日本デザインコンサルタント協会代表幹事、サステナブルデザイン国際会議実行委員長。キッズデザイン賞審査委員

15:10~15:30
休憩(コーヒーブレイク)
益田講師ポートレート写真

PART2:企業がとりくむキッズデザイン

15:30~16:30

事例1「TOTO株式会社/KIDS' TOILET SPACE」

幼稚園や保育園でのヒアリング、調査から見えてきた課題を検証し、「安心・安全」「清潔」「自立」をテーマとした幼児用トイレ製品を積極的に開発。2007、2008年キッズデザイン賞受賞。参考サイト: TOTO株式会社

幼児用小便器とマット写真

幼児用小便器とマット/TOTO株式会社


 

事例2「株式会社レーベン販売/ののじシリーズ」

本質的な食べやすさを追求したスプーンなど、子供たちに使いやすい学校給食用調理・食器具シリーズをはじめ、安全性を優先的に考えた幼児向けはさみなどを開発。2007、2008年キッズデザイン賞受賞。参考サイト:株式会社レーベン販売

ののじシリーズカトラリー写真

ののじシリーズカトラリー/株式会社レーベン販売


PART3:Q&A

16:30~17:00

キッズデザイン賞の紹介/NPOキッズデザイン協議会事務局

キッズデザイン協議会は、「キッズデザイン 3つの基本理念」のもとに子どもの安全・安心と健やかな成長発達につながる生活環境の創出と、子どもを産み育てやすい社会の実現を目指したデザインの普及を推進するために、さまざまな企業・団体が業種を超えて集い合うNPO法人です。その活動の中心として、子ども用の製品・サービスに限らず、子どもたちの生活環境を取り巻くすべての「もの」と「こと」を対象に、優れた取り組みを顕彰する制度として「キッズデザイン賞」を2007年度から実施し、同賞の第3回(2009年)の募集が本年3月よりはじまります。 参考サイト:NPOキッズデザイン協議会

キッズデザイン賞ロゴマーク

 

参加者とパネリストの質疑応答・意見交換