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デザイナープロフィール+メッセージ

神谷利徳
Toshinori Kamiya
(株)神谷デザイン事務所代表取締役

 

1961年生まれ。飲食店を中心に、国内外で活躍するデザイナー。店舗の設計デザイン、フードマネジメント事業を手掛け、最近は地域再生事業や文化面の新たな方向性と可能性に取り組んだ仕事も多い。名古屋圏はもとより、首都圏をはじめ日本全国や海外(韓国、アメリカなど)と活躍の場は広く、これまでに900店以上の店舗デザインを手掛けている。稲本氏とは、プロデューサーとデザイナーとして共に取り組んだ仕事も多い。近年では、テレビ塔「タワーレストランナゴヤ」「ガーデンレストラン徳川園・蘇山荘」など。名古屋発“店づくり・街づくり”のトップランナーの一人。

稲本健一
Kenichi Inamoto
(株)ゼットン代表取締役

1967年生まれ。“店づくりは街づくり”を基本理念に、多様な飲食店舗のプロデュースを手掛ける。 テレビ塔リニューアルをきっかけとした「タワーレストランナゴヤ」、東京ミッドタウン内シャンパン・ビストロ「オランジェ」など、 現在は国内外で31店舗を運営。飲食業に関する事業戦略、デザイン・コンサルティング、 店舗運営など、トータルに事業展開し、オーストラリアにも子会社を設立、海外進出も行う。 近年特に公共施設における店舗開発及び再開発事業に積極的に取り組む。名古屋発の企業家として注目を集める。

     

デザインの仕事をはじめて20年。

    

今この節目にあたり、僕は振り返るでもなく過ぎ去るでもなく、ただ次の1歩を踏み出す為に今日という日を生きています。
 「デザイン」とは人に喜びや感動を与えるのが仕事だと思っていた、はじめの10年。 10年が経った時、僕は少しづつ自分の心の中に別の思いが芽生えてくるのを感じていました。人に喜びや感動を与えるだけでなく、自分達の行動に責任を持たなければならない。それはただデザインを作りきるだけでなく、作ったその後も考えるという事。その意味を学んだ、あとの10年。そしてこれから僕が歩んでいくべき10年。そこでは、常に感謝の心を持ちながら、自分の存在から離れた大いなる生命の仕組みに対して、自分の肉体と魂を使って深く考えながらも軽やかに、「小さな小さなお返し」のアクションをしていきたい。そんな新しい気持ちで、またスタート地点に立った今日この頃です。
  今回のこの「カミヤ+イナモト」では、そんな僕の今の気持ちを少しでも形にできればと思っています。

   

 

思えば15年前、

 私が昼はデザイナーで夜はバーテンダーだったころ、一人の男が私の人生を変えました。
 その男はバーテンダーを捨て、デザイナーとしての人生を歩きはじめたばかりの神谷でした。 生き方も話し方も、服の着方もまるで正反対の神谷と稲本は、なぜか酒の飲み方と物の捉え方は近い物がありました。 いっしょに世界を旅しながら、いっしょに飯を喰いながら、神谷と稲本はお互いを磨きあってきたと自負しています。
  まだまだ粗削りな私たちはこれからが本番です。
きっといつまでも粗削りですけど…。