入賞 | 第7回国際コンペティション名古屋デザインDO! 2010

入選／Honorable Mention

作品名	Looking through（通してみる）
コンセプト	フレームに入った風景を通して物事を見ることで、今自分がいる環境から抜け出し、冷静にその事象の傍観者となることができる。フレームは二面に分割され、ひとつはその場の実際の様子、もう片方は、我々がいずれ直面するであろう未来の姿である。フレームを特定の環境に設置することで、写真を見た人が、不安を感じ、自分たちが何をすべきかを考えるようになる。
審査員コメント	街中や風景の中にフレームを設置し、そのフレームを通して現実の風景と、対比する仮想風景を見比べる。一種のバーチャルリアリティのプロジェクトとしては面白い提案だと思う。ただし実際の装置として現実の空間に設置をしても、応募作品のグラフィックのようなインパクトのあるイメージにはならないだろう。