作品名 | Possible effort(可能な取り組み) |
コンセプト | 先進国と途上国が共に手を取り合い、行う支援。ワクチンの支援で様々な病気から、人々の命を守ることができる。しかしワクチンは熱に弱く低温で保管する必要がある為、支援には冷蔵設備が不可欠である。 基幹部のみを先進国で製造し、現地の日干しレンガで外装を作る冷蔵庫の提案。先進国からの輸送物の小型化でコストダウンを図り、限りある資金の中で、より多くの人々への支援を可能にする。日干しレンガは高い断熱性を持ち、途上国でも材料・技術的にも製造し易いという特徴がある。現地の素材と技術を積極的に使うことで、雇用を生み自立支援に繋がる。また、製造・廃棄の際に環境への不可が極めて少ない。人力を冷却の動力とすることで、途上国で頻繁に起こる停電にも対応できる。 未来を救う・守るということは大きな目標ですが、人がそれぞれの立場でできる事を可能な範囲で努力をすることによって達成できるものだと思います。 |
審査員コメント | 外側を現地の日干しレンガで作り、中は手回しで冷却するという非電化製品である点はとてもよいが、この装置だけあっても現実的な解決策にはならない。ワクチンだけあっても、それを注射したり、飲ませたりする医者の存在や診療所などの設備や環境、体制が整わなくては機能しない。総合的に支援可能な方法をさらに考えてほしい。 |
受賞者名 | 佐藤 一輝/Kazuki Satou | |
生年 | 1989年 | |
性別 | 男性 | |
国籍 | 日本 | |
職業 | 学生/東北芸術工科大学 | |
学歴 | 東北芸術工科大学デザイン工学部プロダクトデザイン学科 在学 | |
受賞歴 | 東京デザイナーズウィーク2009学生展PREMIO賞 - 学校賞 小屋作りワークショップ08 最優秀賞 サスティナブルデザインアイデアコンペ2009 努力賞 東北芸術工科大学学長奨励賞 |
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受賞者名 | 尾形 航/Wataru Ogata |