一般社団法人日本空間デザイン協会（DSA）・公益社団法人日本サインデザイン協会（SDA）・一般社団法人日本商環境デザイン協会（JCD）のアワード受賞作品を一堂にパネル展示する「デザイン・トリプレックス10［日本の空間デザイン賞展］」の開催にあわせ、関連シンポジウムが会期中の2月5日（水）に開かれます。
このシンポジウムではDSA空間デザイン大賞2013、JCDデザインアワード2013金賞等を受賞した、JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」を取り上げ、旧東京中央郵便局のリノベーションにおいて、この立地を使って学術文化に資する施設の建設はいかなるものが最適なのか。与えられた環境、状況を活かしつつ進めていった実現までの思想、プロセスを紹介します。

■講師
洪 恒夫
1985年武蔵野美術大学卒業、丹青社入社。以来ミュージアム、テーマパーク、博覧会、展覧会等幅広い分野の施設プランニング、デザイン、プロデュースを手がける。2002年より東京大学総合研究博物館教員を兼務（現職＝特任教授）し、ミュージアム・展示等の可能性の実践型研究を推進している。日本ディスプレイデザイン賞大賞、日本空間デザイン賞大賞、サインデザイン賞優秀賞、JCD DESIGN AWARD金賞、グッドデザイン賞、キッズデザイン賞など受賞多数。
主な作品：ハウステンボスアトラクション、愛・地球博国際赤十字・赤新月パビリオン、上海万博日本産業館、東大博物館特別展、JPタワー学術文化総合ミュージアム・インターメディアテク。

湯澤幸子
1988年東京造形大学卒業、丹青社入社。一級建築士。商業施設、ショールーム、ミュージアム、ホテル、ホスピタル施設などのデザインディレクションを手がける。2004年より多摩美術大学環境デザイン学科にて講師を兼務。2011年より日本赤十字社との共同で実施するProject Based Learning授業を開始。「デザインやアートができる人道支援」をテーマに取り組む。
主な作品：ジョンレノンミュージアム、酒田夢の倶楽、日本赤十字社献血ルーム、近畿血液センター絆ワールド、JPタワー学術文化総合ミュージアム・インターメディアテク。

■参加申込：氏名（フリガナ）・会社名（学校名）・tel・fax・e-mail・参加人数を記入し、faxまたはe-mailで申し込み。
■申込先：デザイン・トリプレックス10事務局fax：0568-78-7835、e-mail：jcd@ak.em-net.ne.jp
■申込締切：2014年1月31日（金）
■定員：100人

※「デザイン・トリプレックス」は、一般社団法人日本空間デザイン協会中部支部（DSA）・公益社団法人日本サインデザイン協会中部地区 （SDA）・一般社団法人日本商環境デザイン協会中部支部（JCD）の3団体が共同で開催する空間デザインのイベントで、今回で第10回を数えます。