「デザインアワード」について知っていますか？
デザインアワードとは、プロダクトやサービスの優れたデザインを評価・表彰する仕組みのことです。しかし、実は同時に、企業が日頃の経営にどれだけデザインを取り入れ、価値観の更新や社会貢献を行なっているかを多角的な視点で評価するものでもあり、企業のブランディングやマーケティングにとっても重要な存在といえます。
今回は、ものづくり企業に関わりの深いプロダクト分野において、近年数々のデザインアワードを受賞する地元企業による活動紹介とディスカッションを通じ、自社でデザインアワードに取り組むうえでのヒントを照会します。愛知株式会社は、教育・公共施設における家具の製造・空間づくりを手がけ、長年にわたってデザインアワードを受賞し続けることで、海外マーケットへの進出を実現してきました。美容・健康・暮らしのアイデア商品を企画する株式会社ドリームは、ブランド「&MEDICAL」のリニューアルを機に、数々のアワードに挑戦し見事受賞するに至っています。
グッドデザイン賞の審査員を務める本田敬さんをモデレーターに迎え、実践を重ねてきた2社の取り組みを伺いながら、ものづくり企業がデザインアワードを受賞するメリットや自社での始めかたについて考えます。

ゲストスピーカー：熊澤 工（愛知株式会社／執行役員・研究開発本部 部長）、南 友斗（株式会社ドリーム ／企業チーム・サーバントディレクター）
モデレーター：本田 敬（愛知県立芸術大学デザイン専攻 教授、Design Studio CRAC 代表）

定員：60名（※事前申込制、先着順）