「第16回国際インダストリアル・デザイン・ビエンナーレ（BIO16展）」（※）へ、日本のビジュアルコミュニケーション作品を出展。
当センターが日本からの事務局役を努めるのは今回が3回目で、前2回は工業製品部門への出展。今回は、「情報機能システムとCI計画」の部門へ、地下鉄サインシステム計画やサインマニュアル、ポスターなど45社の60点を出品。この中から、社団法人日本グラフィックデザイナー協会の展覧会企画「JAGDAポスター展1997：世界遺産」が、BIO展史上はじめて金賞とICOGRADA特別賞両賞を同時に受賞した。
（※） BIO展： スロベニアのリュブリアナで1964年以降ほぼ隔年ごとに開催。現代の優れたデザイン製品の動向を紹介することで国際市場での工業製品と視覚コミュニケーションの方向付けに貢献しようとするもので、工業製品、情報機能システムとCI計画、デザイン企画の3部門に、各国から経済性、技術・芸術性、文化的な側面を基準に優れた製品・作品が出品される。同展での受賞は「ジャーマンデザイン賞」「インダストリアル・フォルム賞」などとならぶ、世界レベルのデザインアウォ－ド。