「国連ESDの10年」最終年会合あいち・なごや支援実行委員会ロゴマーク


クライアント:「国連持続可能な開発のための教育の10年」最終年会合あいち・なごや支援実行委員会
デザイン:小川明生(株式会社ティ・エム・シー)

2014年11月に愛知・名古屋で開かれる、ESD(※)に関するユネスコ世界会議の開催機運の盛り上げをめざし、制作されたロゴマーク。

 

ロゴマークのデザインコンセプトは「つながり、広がり、開花する、ESD Flower」。
ESDをきっかけに、環境・開発・人権などのさまざまな社会的課題をめぐる教育や、この地域の一人ひとりの思いや取り組みががつながっていく、というコンセプトが、1本の線で描いた花びらで表されました。4枚の花びらは「気づく」「知る」「行動する」「広げる」というESDのステップを意味し、花びらの中のパープルからオレンジへと展開していく暖色系のカラーは、ESDにかけるあいち・なごやの熱い思いと、ESDの成果がさまざまな分野で開花していくであろう様子を鮮やかに表現。花びら全体が“E・S・D”の文字で構成されました。

 

(※)ESD(Education for Sustainable Development/持続可能な開発のための教育):
環境・貧困・人権・平和・開発など、現代社会のさまざまな課題を自らの問題として捉え身近なところから取り組むことにより、これらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出し持続可能な社会を創造していくことを目指す、学習や活動のこと。愛知・名古屋で開かれる世界会議では、「国連ESDの10年」として2005年から10年間にわたり世界各地で行われてきた取組みの報告や取りまとめが行われます。