2013.10.01 |
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クリエイティブ・デザインシティなごや(CDCN)では、あいちトリエンナーレ2013・オープンアーキテクチャーの特別連携事業として、名古屋大学・南山大学を探訪する2つのイベントを企画運営した。8月に実施した「名大でアートを歩く」は、昨年「あいち・NAGOYA アーツ&デザイン観光ツアー」でCDCNの企画で実施し好評を博したキャンパス・アートツアーを、トリエンナーレの、普段一般に公開されていない建築物等を特別に公開する「オープンアーキテクチャー」の特別連携事業として、再度実施したものだ。
名大でアートを歩く 開催レポート
「名大でアートを歩く」では、 名古屋大学情報科学研究科・茂登山研究室の協力を得て、普段なかなか見ることのできない大学の建築、キャンパス内に設置されたさまざまなアートワークやデザインファニチャーを、解説付きで回った。
今回の企画は、名古屋大学の、IB電子情報館、野依記念館、ES総合館、多元数理科学棟、豊田講堂、全学教育棟中庭「見つける庭」、プロジェクトギャラリー「clas」、Phonon cafeなど、広い校内を歩いて回るもの。酷暑のなかの開催とあって反響が危ぶまれたが、公募で集まった参加者は、50代・20代を中心に学生から上は70代までと幅広く、その6割強が「アート・建築・デザインに興味があるから」「テーマが面白そうだったから」と、この企画ならではの内容に期待しての参加だった。
アンケートでは、「新しい発見があった」、「参加してよかった。ゆるやかなペースで学内を散策しながら楽しい時間を過ごせた」、「アートとしてすごく面白い大学」、「なかなか自分だけではまわれないところを、説明していただきながら見られてよかった」などの、コメントが寄せられ、イベントの内容、インタープリター(ガイド)、ともに「大変よかった」、「よかった」が8割強に上った。
今回の「名大で…」が、期待に応えられ、また少し、デザインや建築、アートへの理解を深めるきっかけになったのであれば、幸いである。
あいちトリエンナーレ2013 オープンアーキテクチャー連携企画1
名大でアートを歩く
日時:2013年8月20日(火)9:30~12:00
会場:名古屋大学
主催:クリエイティブ・デザインシティなごや推進事業実行委員会
(名古屋市・株式会社国際デザインセンター・名古屋商工会議所・中部デザイン団体協議会)
共催:あいちトリエンナーレ実行委員会
協力:名古屋大学情報科学研究科茂登山研究室
※クリエイティブ・デザインシティなごやの公式サイトでは記録写真を多数掲載しています。