市民から応募されたお気に入りの風景をもとに選出される「名古屋まちなみデザインセレクション」。その第1回の発表・表彰式・座談会が、名古屋市庁舎・正庁で開かれます。

昨年7月～8月の「名古屋まちなみデザインセレクション」の募集に対して集まった、名古屋のお気に入りの風景は、総数302点。古きよき町並みから高層ビル群と景観、路地裏の何気ない光景までが市民の目線で切り取られ、名古屋の街の魅力再発見に。今回、これらの中から、昨年10月の市民投票で決まった「まちなみデザイン20選」の発表と、良好な風景に貢献している建築物・まちづくり活動等を選考委員会が選考した「まちなみデザイン貢献賞」の市長賞の表彰式が行われ、座談会では、まちなみデザイン20選・貢献賞を取り上げ、同賞選考委員が「誇りにしたい、名古屋の風景」について語り合います。

名古屋まちなみデザインセレクション
市民から応募されたお気に入りの風景を対象に、市民投票で選ぶ「まちなみデザイン20選」と、良好な風景に貢献している建築物・屋外広告物・まちづくり活動等を選考委員会が選考する「まちなみデザイン貢献賞」（市長表彰）から成る。名古屋の優れた都市景観を表彰する制度として開催されてきた「名古屋市都市景観賞」（1984年から23回実施／199件を市長表彰）の理念を継承しつつリニューアル、2013年度から開催。（※過去に名古屋市都市景観賞を受賞した建築物等やまちづくり活動は対象外）

名古屋まちなみデザインセレクション選考委員会
岡田憲久／ランドスケープ／名古屋造形大学大学院教授
稀温／デザイン／コーディネーター
黒田千香子／デザイン／株式会社国際デザインセンター・事業部長
水津 功／ランドスケープ／愛知県立芸術大学准教授
谷口 元／建築／名古屋大学大学院教授（※選考委員長）
中島幸子／文化／名古屋リビング新聞社・部長
廣瀬高保／建築／愛知建築士