18人の若きクリエイターを含む29人をスピーカーに迎え、メーカーやユーザーとともに、我々が未来に対して取り組むべきテーマについて考える、5回にわたるインタラクティブなフリーディスカッション。

第1弾「だれかのために～対話と協同～」
第5回国際コンペティション「名古屋デザインDO!2006」のテーマ「だれかのために～対話と協同～」を基に、受賞作品を通して、デザインが本来持っている機能や可能性、人やモノとの関係性について改めて問い直す。
コーディネーター：内田邦博、加藤和雄
ゲストスピーカー：第5回国際コンペティション「名古屋デザインDO!2006」受賞者
2006年11月11日（土）14:00〜16:00/アップルストア名古屋栄店

第2弾「Design for All」
Allとは人である。それはデザイナーや企業ではなく、生活者でなければならない。では私たちは、多種多様な生活者の内面（心理、身体機能、老化、障害など）についてどれだけ考えてデザインしているだろうか？デザインの最終目標は単に形・環境・色などの提案ではなく、生活者に（形や色が見えない）“幸福感”を感じてもらうことである。
コーディネーター：和田義行、中島 聡
ゲストスピーカー：古川亮太郎、宮川成門、 久世耕資、佐中孝二
2006年12月22日（金）15:30〜17:30/48人/7th Cafe

第3弾「新しいものづくりのプロセス」
中部地域はものづくりのメッカでもあり、そのパワーは世界でも認められているところとなり、市場の変化も、プロダクトアウトからマーケットイン、そして、カスタムインへと大きく変わりつつある。そのためにこれから求められる新しいものづくりとは何か？を探る。
コーディネーター：山村真一、品川 誠
ゲストスピーカー： 石川斗志樹 、渡辺沙恵子、ワダケンジ
2006年12月22日（金）18:00〜20:00/48人/7th Cafe

第4弾「地域活性化」
地域振興とは、人が中心、人が要のまちづくりである。戦後数十年、ハード中心のまちづくりの失敗の反省でもある。また交通の便が、人にまちを選択させ、魅力のないまちの衰退を促進させた。魅力の最も重要なのが、強いインパクトである。この点において多くの行政手法に間違いがある。
コーディネーター：高北幸矢
ゲストスピーカー：名倉剛志、すずきめぐみ、稲垣正一、杉山麻美
2006年12月23日（土）13:00〜15:00/48人/7th Cafe

第5弾「理想のインターフェイスのメソッド」
人とマシンを理想的な形でつなぐインターフェイスをつくるには、ユーザー観察、アクセシビリティ、技術的アプローチなど、様々なメソッドが必要である。理想のインターフェイスをつくるために企業の中でどんな手法を用いているか、デザイナーは何を訴えていくべきか、現場の実例を挙げながら考える。
コーディネーター：ロビン・ファン、茂登山清文
ゲストスピーカー：矢野英樹、北崎允子、定国伸吾
2006年12月23日（土）15:30〜17:30/48人/7th Cafe