名古屋・トリノデザイン交流事業2007

開催概要

名古屋市と姉妹都市であるトリノ市とのデザイン交流事業。
2007年度は「デザイン都市」をテーマとした国際フォーラムと、トリノのデザイン動向を紹介する展示会を開催します。

□日時：2007年10月21日（日）14：00～17：00（13：30～受付）
□会場：国際デザインセンター・デザインホール
（〒460-0008名古屋市中区栄3-18-1ナディアパーク・デザインセンタービル3階）
□定員：300人 ◎参加無料（当日参加可）

　名古屋市は2005年にイタリアのトリノ市と姉妹都市となり、以後毎年、デザインを通じた交流を図っています。イタリア第2の工業都市であり、自動車産業の街として知られているトリノ市は、2006年の冬季オリンピックの開催を契機にダイナミックに変容しています。また、2008年には、ICSID(国際インダストリアルデザイン団体協議会)の認定を受けて1年間にわたって開催されるデザインのイベント「トリノ2008 ワールドデザインキャピタル」や、トリノ・デザインセンターの開館を予定しており、デザイン都市として多彩な活動をしています。
　一方、名古屋市も1989年のデザイン都市宣言以降、デザインを生かしたまちづくりをすすめてきました。現在、名古屋市は新たなステージとしてユネスコが提唱する「クリエイティブ・シティズ・ネットワーク」との連携を目指しています。これは「文化多様性」を保護・推進していくことを目的に「創造的な産業」「創造的な活動」を推進している都市の国際的なネットワークを築く活動に参加するものです。
　今回は、すでにクリエイティブ・シティに認定されているモントリオール市を交えて、これからの「創造的なデザイン都市」のあり方について語り合う国際フォーラムを10月21日（日）に開催します。
先進的なデザイン都市の活動を知る貴重な機会となることでしょう。
ぜひ、ご参加ください。

□プログラム

第1部：3都市のプレゼンテーション
第2部：パネル・ディスカッション

□パネリスト

Torino 【トリノ】ピエール・パオロ・ペルッキオ／トリノ工科大学・准教授
Montreal【モントリオール】マリージョゼ・ラクロワ／モントリオール市都市デザイン担当局長
Nagoya【名古屋】安井孝治／名古屋市市民経済局産業部長
コーディネーター【名古屋】内田邦博／（株）国際デザインセンター専務取締役

□お申込方法

当日参加可。

トリノ・モントリオール・名古屋の市章

□日時：2007年10月17日（水）～29日（月）11:00～20:00（入館19:30まで）
□会場：国際デザインセンター・デザインミュージアム◎この期間に限り入場無料
（〒460-0008名古屋市中区栄3-18-1ナディアパーク・デザインセンタービル4階）
□同時開催：ディスプレイデザインコンペ参加作品写真パネル展

　「トリノ2008 ワールドデザインキャピタル」（※）の開催によって、トリノ市及びピエモンテ州は、「ヨーロッパ・デザイン都市」の地位を確立し、市民生活・ビジネス・教育・政策などのあらゆる面で、デザインの活用を図ることをめざしています。この大規模プロジェクトの基本テーマは「フレキシビリティ」、そしてテーマカラーは「グリーン」です。デザインを見る4つの視点、「市民とデザイン」「経済とデザイン」「教育とデザイン」「デザイン政策」で構成され、2008年の年間を通じて、イベント、展示会や国際会議、見本市、教育プロジェクトなど多彩なイベントが開催されます。2008年のイベントを中心に、クリエイティブなトリノのデザイン動向を紹介します。



「トリノ2008 ワールドデザインキャピタル」ロゴ（左）とイメージビジュアル

（※）「トリノ2008 ワールドデザインキャピタル」公式サイトは、こちら。

□名古屋・トリノデザイン交流事業開催記録

国際デザインセンター　〒460-0008名古屋市中区栄3-18-1ナディアパーク・デザインセンタービル6階　tel: 052-265-2100（代）　fax: 052-265-2107　